最近買った本からいくつか

 桜井家の代表作『TACT』が『きもちのかたち』上下巻として商業出版されました。
 今日は久々に電車通勤だったので帰りに本屋へ寄ったのですが、百合系コミックコーナーには見あたりませんでした。
 売り切れていたのか、別の棚にあったのかは時間がなくてよく探さなかったので不明。
 まあ、自分の分はもちろん通販で買ってあるのでどうでもいい話なんですが。
 それにしても、フツーの大手書店に百合コミックコーナーがあるんですから、時代は変わったものです。
 
 
 ……と、ここまでは枕。
 今日のメインはこれも同人発の作品。
 なかせよしみの『でもくらちゃん』が徳間書店から単行本化されました。
 
 三つ子×四組の従姉妹、計十二人のそっくりな群体幼稚園児が織りなすほのぼの(?)コメディ。
 同人誌版の完全収録ではない点が残念ですが、コミティアやコミケに足を運べない人はぜひご購入あれ。


 最後はラノベ『天川天音の否定公式』(葉村哲/MF文庫)
 『この広い世界にふたりぼっち』の作者の新作なので期待していたのですが……うーん…………
 別に、いつもいつも女子中×獣とかヤンデレ百合とかばかりを書けとは言いませんが…………(笑)

 昨今のラノベがダメダメなのは、作家以上に編集に問題があるんじゃないかという気がしてきましたね。
 それぞれ個性を持ってデビューしたはずの若手が、揃いも揃って「主人公(♂)が突然降って湧いたヒロインと仲よくなったり同居したり、幼なじみ(♀)が嫉妬したり、主人公はその見え見えな気持ちにまるで気づいていなかったり、ツンデレだったりドジッ娘だったり家事がダメだったり足癖が悪かったりパンツ見せまくりだったり……」という、どっかで見たようなギャルゲー脳作品を書くようになるのは、どう考えても作者だけの問題ではないでしょう?
 考えてみれば、作家がマンガとラノベとゲームで育った世代であるのと同様に、若手編集だって同じ環境で育ってきてるんですよね。
 そうした連中が、手っ取り早くそこそこ売れる物を書かせようなんて考えるから、みんな同じような作品になってしまうのも無理のないことです。
 ラノベのレーベル数は増えてるのに、増えているのは目先の奇をてらっただけで本当の「個性」が感じられない作品ばかり。
 そろそろこの辺で目を覚まさないと、ラノベ業界も先は長くないなーと感じます。

 とりあえず、『〈ヒロイン名〉の〈名詞〉』というタイトルは、(某ハルヒの憂鬱のせいで)もうそれだけで駄作の烙印を押される時代ですので、なんとかして欲しいところです。
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今日は久々のロードレースでした

 サロベツ100マイルロードレース、その名の通り、男子エリートクラスは公道を100マイル(160km)走る、北海道最長の過酷なレースです。
 私にしてはいい成績で完走できましたが、レースが160km、会場までの往復が車で720km超。
 ……とにかく疲れました。

『クライマー2』でもこのレースの場面があるのでいい取材になったはずなのですが、前日に考えたネタの大半を、厳しいレースの中で忘れてしまったような気がします(苦笑)。
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読者の声『ハートブレイク・クライマー』

ことしもツールが始まりました。ランスがあんなに走れるなんてビックリ!とか、日本人選手が2名も出場している!しかも、ステージ順位10番以内にはいっちゃうなんて!とか、話題満載ですね。
そんな熱いツールを見ながら、ハートブレイク・クライマーの二人のことを思い出し、また読みに来ました。
良いですねぇ。
このあとの二人もどうなるのか、楽しみにしています。


「勝利こそが、献身的なアシストに対する最大にして唯一の謝辞なのだ。」やはり良いですねぇ。レースも山場だけれど、読み手としても感動の山場です。

 日本人出場にしろランス・アームストロングの復帰にしろ、今年のツールはやっぱり面白いので、寝不足の日々が続いています。
 今日は自分のレース(クロスカントリー)でしたが、ツールをゴールまで観た翌日に朝6時起きでレース……過酷でした(苦笑)。
 なんとか入賞できたので、寝不足も吹き飛びましたが。

 クライマー2は現在ちまちまと執筆中……1日に10行くらいずつ(笑)。
 次回は主人公がチーム白岩に変わるので、都と楡はちょい役です。
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読者の声『光の王国』

光の王国 好きです

何年経っても何回でも読み返してますよ。
奈子、唯、ファーリッジの世界

しばらくすると、また、読みたくなります。
一番街とか竜姫とかTUSも好きですけど

竜姫の新作期待しているんですけど・・・・


竜姫の続編は、一応ちまちまと進めてはいるのですが、シリーズ中でいちばん面白いのが1作目なので、いまいち気合いが入らないんですよ。
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