どうでもいいこと

 ほんっとーにどうでもいいようなことをど忘れして、思い出せそうなのに思い出せなくてもどかしい思いをすることってありません?
 思い出したからといってなんの役にも立たない知識なんだけど、忘れてることに気づいてしまったせいで気になって仕方がない、と。

 例えば先日テレビを見ていて、突然気になりました。
「『フランダースの犬』の犬の名前はパトラッシュ。では主人公の男の子の名前は?」
 ……なかなか出てきません。
 思い出したのは15分後でした。

 昨日は入浴中に、なんとなく古いPCゲームのことを考えていたのですが、
「ゲームアーツの往年の名作『テグザー』の続編のタイトルは?」
 ……これまたしばらく出てきません。
 風呂から上がった後でようやく思い出しました。



 記憶の仕組みって、不思議ですよね。
 まったく関係のないようなことが関連づけられて記憶していたり、逆に密接な関係がありそうなことなのに記憶はまったく関連づけられていなかったり。
 先日の、多生椎奈の名前の件なんかもそうですけど、同様に「どちらもよく知っている同じ名前なのに、記憶はつながっていない」経験は昨日もありました。
 
 前述の通り古いPCゲームのことを考えていて、すごく気に入っていたゲームのひとつ、アリスソフトの『ランス』シリーズのことを思い出しました。
「あれは面白かったなぁ。なんといっても主人公の鬼畜な性格がイイ! あの時代、あんな主人公ほかにいなかったよなぁ……ん? ランス?」
 妙に聞き覚えのある名です。
 ゲームの主人公以外でも、すごーくよく知っている名のはずです。
 なのに、それが誰だったのか思い出せません。
 しばら〜〜〜く考えて、ようやく気がつきました。
 今の私にとって、ランスといえばまずなによりランス・アームストロングじゃないですか。
 いちばん尊敬しているロードレーサーの名前がすぐに出てこないとは……
 鬼畜王の「ランス」と自転車選手の「ランス」が、記憶の中では関連づけられていなかったんですねー。
 
 脳の働きって、ほんっと不思議です。
徒然…… | comments (0) | -