キタハラ雑記

『落花流水』1〜2巻、真田一輝、芳文社、まんがタイムKRコミックス

　高校の弓道部のお話し。
　ヒロイン→部長がガチ。

　面白いっちゃ面白いんだけど、ウルフネタは『トリコロ』、鼻血ネタは『かみさまのいうとおり』という人気２作品のもろパクリ。
　同じきらら系４コマ誌の後発作家なんだから「知らなかった」「偶然」では済まされないでしょうね。
　全体的にこの作家ならではというオリジナリティが感じられず、総合評価は『もうすこしがんばりましょう』というところ。

キャンペーン期間中にピザハットでＭサイズのピザをご購入頂いたお客様全員に「マリア様がみてる」デザインのピザボックスでピザをお届け！
　※数量限定のため無くなり次第、終了となります

さらに、ピザハットクラブ会員になると、描きおろしパソコン用壁紙や携帯電話の待受け画像がもらえます。
さらにさらに、抽選で30名様に「マリア様がみてる」グッズをプレゼント！
「マリア様」ファンの方、乞うご期待！！

キャンペーン期間：2008年1月7日（月）〜2008年2月13日(水）

キャンペーンに関するお問い合わせ
日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社お客様サービス係
0120-197074（受付時間 9:30-17:30)

　……何故ピザハット？　と思いましたが、ピザハットって普段からこうしたアニメタイアップキャンペーンをやってるんですね。
　少々タイミングを外してるようにも思いますけど、一期やみて春の頃にもこうしたことをやっていたのでしょうか？
　
　アニみてじゃなくて原作絵だったらちょっと心惹かれるところですが、いずれにしても、ウチは郊外すぎてピザハットの宅配エリア外なのでした(苦笑)。

　百合モノだけでも３本。

　なんてゆーか、「買っただけで安心してしまう」ってありますよね(苦笑)。
　ヒマになったらやろう……と思ってはいるけど、そんな日はけっしてやってこないというオチ。

『ひだまりスケッチ』
　有名なので説明省略。
　なぜかいままで読む機会がなかったもの。
　アニメもCSで放映して欲しいものです。
　(★★☆☆☆)


『教艦ASTRO』
　学園もの。
　ただし主要キャラは全員教師で、生徒は名前のあるレギュラーすら皆無という点が奇特。
　主人公であるオレっ娘保健体育教諭に想いを寄せる先輩教師がガチ百合。
　ただし主人公は天然で、その想いに微塵も気づいていないあたりはお約束。
　(★★★☆☆)

　ちょっとこっち向きのアクアリウムネタを。
　
　エンドラーズ・ライブベアラのオスはグッピー同様、ヒマさえあればメスを追いかけ回すものらしいのですが、
　
　ウチではなぜか、オス同士でじゃれ合っていることが多いです。
　
　まあ、それはどうでもいいとして。
　
　
　ウチ的には当然というかなんというか、やっぱりメス同士も仲良しです(笑)。

　……と、最近の国会を見てると思います。
　
　いえ、某大臣ではなくて、その発言を責めている野党や自称女性人権団体の方。
　
　以前の「機械」発言はかなり軽率なところもあったと思いますが、今回の「健全」発言はどう見ても正しいでしょう？
　それに文句を言うのは自分の無知・無学を曝しているようなもの。
　
　人間が今の人口を維持するためには、一組の男女が生涯に2.1人以上の子供を作らなければなりません。
　少子化対策、人口減対策を進める立場としては、至極もっともな発言ではないでしょうか。
　
　そもそも生物というものは、種を維持していくだけの子孫を残そうとするのがまともな(彼の言葉を借りれば健全な)状態であり、子孫を残そうとしない、残せない生物は、生物としてまともとは言えません。


　結婚もしていない、子供も作っていない、なおかつ百合小説を書いてる人間がこうした主張をするのもどうかと思いますけど(苦笑)、
　自分の子孫に関して言えば「そーゆー縁がなかったんだから仕方がない」ということに加え、私は昔から『日本の人口は7000万〜１億が適切』という説を唱えているので、その目標達成のために微力ながら貢献しているということで(笑)。
　
　同性愛に関しては、こうしたことを書くとまた文句を言う人がいそうですが、ぶっちゃけてしまえば『生涯同性愛一筋』は――生物学的には、という論点では――まともな状態とは思ってません。
　ほ乳類では、同性同士では子孫は残せませんから。
　まあ要するに、「同性が好きでもいいから子孫は残せよ」ということなんですが(笑)。
（私が『光の王国』を気に入ってるのは、百合なのにそれを実現できたから、という点もありそうです）
　
　ではなぜ百合小説などを書くのかといえば、まず「それが普通ではないからこそ書く価値がある」ということ。
　普通のことを普通に書いたって、物語にはならないでしょう？
　男女ものの恋愛小説だって、「普通に出会って普通に結婚して普通に子供を産んで平凡平和に暮らしました」なんてことはありえません。
　普通じゃない出会い、三角関係やすれ違いや親の反対といった障害など、普通じゃない状態を書くからこそ物語になるのです。
　
　もっとも、『思春期における同性同士の性的接触』は、野生動物でも普通に見られることなんですけどね。
　そういう意味では『十代の一時的な同性愛』はむしろ「普通のこと」なのかもしれませんが、それでもやっぱり異性愛の方が多数派なわけで、同性愛は「主流(普通)ではないけれど十分ありうる」という、『創作として適度な現実味を持った題材』といえるのかもしれません。

　スカパー！(AT-X)で『マリア様がみてる〜春』の再放送が始まりました。
　
　無印と違い、みて春は地元でも放映していたので本放送時に全話観ているのですが、とりあえず録画予約はしてあります。

　ふと思ったこと。

『男が主人公の百合モノというのはあり得るだろうか？』

　しばらく考えて、アリだという結論に至りました。
　語り手が男で、その視点から女の子二人を描けばいいのです。
　
　これはこれで、あまり見かけないパターンで面白そうというか、私としてはいちばん書きやすいスタイルなんじゃないかという気もしますが、思いっきり自爆してしまいそうな気がするのでとりあえずは保留。

　今日からスカパー！(AT-X)でアニみての再放送が始まりました。

　なんだか、すごく懐かしいものを見た気分(苦笑)

　当分ちゃんと見ているヒマはないので、全話まとめてDVDに焼いておきましょう。