今回ばかりは、マジで死んだかと思いました

 8月8日の通勤途中、目の前に出てきた右折車を避けようとして落車。
 頭を強打して、そのまま今日まで入院してたのです。
 
 頭から道路に叩きつけられて視界が暗くなった時は、『ヤバい、これは死ぬかも』と思いましたね。
 一瞬気を失って、介抱されて気がついた時には、鼻血が計量カップで量れそうな勢いで流れ出してました。
 
 救急車には支えられながら自力で乗ったものの、運良くすぐ近くにあった脳神経外科までの数分間で具合はどんどん悪くなって、病院に着くと激しく嘔吐。
 すぐにCTとレントゲンを撮り、それを見た当直の先生曰く
「今のところ頭の中に出血等はありません」
 それでホッとしたのも束の間、

「でも、頭蓋骨が折れてますね」

 お願いですから先生、そんな、妙に爽やかな口調で言わんでください。
 朦朧とした私の幻覚じゃなければ、なぜか語尾に「♪」が見えてました。

 ……で、そのまま緊急入院。
 この時点ではまだまだ急な出血等の可能性もあるということで、まずは集中治療室送り。
 抗生物質の点滴を打ちながら、容態が落ち着くまで様子見です。
 この日は吐き気が治まらず、熱も高い状態。
 鼻血も相変わらず。
 ただし外傷はほとんどなし。

 翌9日、いくぶん回復したかと思ったものの、朝食を一口食べただけで激しい吐き気に襲われ、やっぱりこの日も点滴生活です。
 昼近くになって鼻血はようやく止まり、NCUから一般病棟(ただし比較的重症者向けの病室)に移動。
 
 10日、ようやく食事も少し食べられるようになり、自力でゆっくり歩くのも問題ないということで、軽症者向けの病室へ移動。
 一人でトイレへ行けるようになりました(苦笑)。

 11日以降、日に日に容態は回復し、再検査でも脳に損傷や出血はなく、細菌感染の怖れもなさそうということで、一週間の入院で無事に退院してきました。
 もちろん、まだ完治したわけではないですけどね。




 今回、脳内出血がなかったのは不幸中の幸いでした。
 しかし、レントゲンやCTにくっきり写った頭蓋骨の亀裂を見ると、中身が無傷だったことが不思議なくらいです。
 子供の頃、よく石頭だといわれていたものですが、今回ばかりはそれが役に立ったようで。

 そんなわけで、今年の夏は忙しくて盆休みも取れないような状況だったのに、思いがけず長い夏休みを取ってしまいました。
 とりあえず、コミケ上京の予定を立てていなかったのはラッキーということで(笑)。

 しばらくはレースも出られないので、シーズン終盤を棒に振ってしまうのは少々残念なところ。
 特に、今月27日の藻岩山ヒルクライムでは優勝候補だったんですけどねぇ。


 残る心配は、たまっている仕事と、職場の冷蔵庫に入れたままになっている牛乳とヨーグルトの現状です(苦笑)。
徒然…… | comments (5) | -