キタハラ雑記

ツールが終わって日常が戻ってきたはずなのになにか物足りなさを感じて、ハートブレイク・クライマーを読み返しました。
うん、やっぱり面白かったです。
ツールのクイズプレゼントにもなっていた「シャカリキ」のノベライズ版より面白かったです。
「シャカリキ」の漫画を読んでレーサーになったかたもおられるようなので、漫画は面白いのだろうか？と思いつつ、ブエルタが始まるまでの自転車分補給に漫画でも買ってみようかなんて思っています。
あ、小説の感想からずれました（すみません）。
この小説を読んでツールでのゴール直前の集団スプリントがよりわかりやすくなったように思います。
ほんとに残り２００ｍの全力疾走でした。
都のロングスプリントが後ろから来た平岸にかわされなくてほんとによかった。
「勝利こそが、献身的なアシストに対する最大にして唯一の謝辞なのだ。」の一文が大好きです。
常勝軍団白岩学園。敗れた二人（あえて二人と言ってしまおう）がその後どうリベンジしていこうとするのか。
健康な体を手に入れ、異邦人ではなくなった楡と都が今後どうレースを展開していくのか。
北海道選抜には誰が選ばれるのか、もしかして都(※以下文字化けで判読できず)

『シャカリキ！』で読む価値があるのは原作だけです。
　つか、原作はプロアマ問わずロードレーサー必読の書です。
　映画は言うまでもなく、ノベライズ版もちらっと読んでみましたが「自分で書いた方がマシ」という内容でしたね(苦笑)。
　
　……ちなみに、ブエルタの前にクラシカ・サンセバスチャンがあるのでお忘れなく(笑)。