キタハラ雑記

　この週末は、十勝で行われた『全日本ママチャリ12時間耐久レース』に参加してきました。
　肩書きは『全日本』ですよ、『全日本』。
　つまり、勝てば『日本チャンピオン』！！
　自然、モチベーションも上がります。
　
　土曜の夕方５時にスタートし、夜通し走って翌日曜の明け方５時にゴールするというふざけたレースに、北海道内はもちろん本州からも、381チーム約3000人が参加するというんですから、世の中、物好きが多いものです。
　１チーム６人で、１周3.4kmのサーキットを交代で走り、12時間での周回数を競います。
　
　うちのチームは１周を５分半前後で走って３周交代なので、１時間半ちょっとの間に、15〜16分間の全力疾走。それを12時間の間に８回繰り返す計算。
　当然、徹夜です。
　レース中は妙な脳内麻薬が出てハイテンションなのですが、レースが終わると同時に死にますね。
　いろいろな意味で過酷なレースです。
　
　で、実力者を揃えて本気で臨んだうちのチームは、オープンクラスで優勝、全クラス総合でも３位という好成績を挙げることができました。
　
　まあ、優勝を狙う一部のチームを除けば、普段レースなんてやったことのない、ママチャリ以外の自転車なんて乗ったことないような『一般人』が大半なんですから、クロカンやロードのエリート選手を中心としたチームとしては、表彰台は最低限のノルマですよね。
　レース中は消化吸収のいい補給食やサプリメントしか食べられない身としては、ピットでまったりとバーベキューなどしている一般チームを見ると「あっち側の方が楽でいいなぁ」とか思ってしまいます(苦笑)。