| ■ | コース | ： | 羊蹄山一周 |
| ■ | 概要 | ： | なだらかなアップダウン |
| ■ | 距離 | ： | 約60km(羊蹄山のみ) / 約100km(羊蹄山〜ニセコアンヌプリ) |
| ■ | 交通量 | ： | 少 |
| ■ | 夜間照明 | ： | 昼間に走らなきゃ意味ナシ |
いつも石狩平野ばかり走っていたんじゃつまらない、ということでたまの遠征。
北海道を代表する名山・羊蹄の裾野を一周する、実に快適なコースです。
家(小樽)から自転車で出発したのでは、羊蹄山にたどり着く前に力尽きそうです。よほどの健脚者以外、ここは素直に自転車を車に積んでいくのが吉。ニセコの道の駅に車を停めて出発します。
その前に売店で腹ごしらえをするのもアリ。地元名産のジャガイモを使ったコロッケがオススメ。もちろん食べすぎは禁物。
ここからは時計回り、反時計回りどちらで出発しても構いませんが、はやり右折のない反時計回りがいいでしょう。羊蹄山側を走るので、写真撮影にも適しています。
道の駅から真狩・京極方面へ道道を進みます。
路面は一部荒れているものの、ロードでの走行には特に問題なし。
路側帯は狭いところも多いですが、交通量が少ないので危険は感じません。
コースは常に、緩やかなアップダウンとカーブが続き、終盤になるまで完全な平地や直線は現れません。のんびりとサイクリングを楽しむには、飽きが来なくていいでしょう。周囲は畑か森で快適です。
羊蹄山を半周すると名水で有名な京極町。タイムアタックをしているのでなければ、ちょっとふきだし公園に寄り道して喉を潤していきましょう。もちろんボトルの水を交換するのも忘れずに。羊蹄山の湧水で作れば、飲み慣れたスポーツドリンクもひと味違います。(こんな時のために、私はヴァームウォーターの粉末を常に携行しています)
京極からは、国道276号線を通るコースと、その内側の道道を通るコースの２通りが選べます。走りやすいのは交通量の少ない道道の方。距離も10km弱ほど短くなります。
京極から先も相変わらずのアップダウンロード。京極発電所付近では少し坂が急になります。知らず知らずのうちにスピードを出しすぎてしまうこともあるので要注意。
豊岡から先、国道5号線と合流するまでは、ところどころアップダウンはあるもののほぼ真っ直ぐな道が続きます。
国道5号線で左折して、15kmほど走ればスタート地点の道の駅に戻ります。この区間は路側帯が狭く、舗装も荒れているところが意外と多いので注意が必要です。
羊蹄山一周だけでは距離的にもの足りないという人はもう一周……というのもどうかと思うので、ニセコアンヌプリを一周してみましょう。
国道5号線で反対に右折して、倶知安の街に入ります。JR倶知安駅手前の道を左折して、ニセコワイススキー場方面へ。
曲がりくねった山道を走り、スキー場で有名なニセコアンヌプリとイワオヌプリの間を抜けると五色温泉に着きます。
さらに進んでＴ字路を左折して昆布温泉方面へ。
ここで左折してニセコアンヌプリスキー場のふもとを走り、JRニセコ液の近くを通って道の駅へ戻るコース(やや近道)と、直進してJR昆布駅方面へ向かい、国道5号線で左折して戻るコース(やや遠回り)の二通りが考えられます。
走行距離は、羊蹄山の分と合わせて100kmを少し超えるくらいでしょう。
帰りは、せっかくなので温泉で汗を流していくのがオススメ。
この辺り、どこもかしこも温泉だらけですから。
一番近いのは、ニセコ駅前温泉綺羅乃湯でしょうか。道の駅からは急坂を下ったところに位置するので、風呂あがりにヒルクライムをするのが趣味という変わり者でなければ、自転車のままではなく車に戻ってから行った方がいいでしょう。
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