読者の声『竜姫の翼』『光の王国』『一番街の魔法屋』

 長い&ネタバレ含むので、以下「続きを読む」からどうぞ。
いや、おもしろかったです。
一番最初に読んだ作品は「竜姫の翼」それも、途中からでした。(失礼)
実は、Googleで空戦関係の資料収集をしている際にヒットしたサイトだったもので。(もちろん、後で最初から全部読み直しましたよ)
しかし、今思えば、それがこのサイトへの初めての「召還」でした。以後はもう、ナコのごとくこっちの世界に通う羽目に・・・
それはそうと、パイロットに限らず、男職場で働く制服姿の女性って格好いいですねえ。仕事の関係で、そういった女性に接する機会が多いのですが、あの、凛とした感じにはクラリときます。
まあ、ハイダー大尉のような性格の人が多いですけど。

 その後ほぼ全ての作品を読ませていただきました。
 中でも「光の王国」。三日間でほぼイッキ読みでした。
 すっかりファージのファンになっていた者としては、後半かなり辛いものがあったのですが、よくよく考えれば、クレインの年の功というか、あれはあれでよかったのでしょう。ファージが生き長らえている中で、ナコがあの世界の秘密を知ってしまい、竜の遺伝子に記された使命を果たすことになってしまったら、それは即ファージの存在否定となります。優しいナコのこと、ずるずると黒の剣の餌食となってしまうか、ファージ(+ソレア)と想像するのもおぞましい戦いをする羽目になっていたでしょう。実際のところ、あの世で一番ほっとしているのは、ファージなんじゃないか、などと想像を逞しくしてみました。

 あと「一番街」
 魔法の力が弱まり、廃れてきた時代だから当たり前といえば当たり前なのですが、魔法が「ダサイ」存在となっているというのがショックでしたね。ナコはともかく、ファージやソレアが見たら卒倒するんじゃないかと。なんといいましょうか、知っていて損もないが得もない。現代世界でいうなら、かつて一世を風靡しながら、インターネットの発達で衰退に追い込まれたアマチュア無線のような扱いなのでしょうか。

長々と書いてしまいましたが、楽しいひとときを提供していただき、ありがとうございました。

……最近新作を描いていないので、なんだか久々に普通の感想をもらった気がします(苦笑)。
「感想」を変換する際、「完走」「換装」が先に出てくるあたりがダメダメ。
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