読者の声『ハートブレイク・クライマー』

「ハートブレイク・クライマー」読みました。
素直に感心しましたが、むしろ早く続編読みたくなるようなもどかしい終わり。
読んでいると「えーこれで終わりかよぅ!」みたいな。

しかし、どっちかというと、これ、番外編で、実は・・・という様な気配もあり、読者としては身悶えしながら待つしかない所が苦しいっす。
ただ、作者側としては「神のお告げ」に従って書くだけなので読者からこれ書いて、と言われてホイホイ書けるものでもないと思います。
なので、「続編が読みたくなる位に気に入った」事実だけ受け止めて頂いて要望についてはスルーしていただくという事で。

余談ですが、「一番街の魔法屋」についても「続編が気になっている」のですが、読んでて「これは続編はないだろう」という気もしてます。作品が「彼女たちの人生はこれからだ」と言って続きを作るのが拒否している感じがしました。
こういう時読者は切ないですよ。続編は読みたいが、おそらく出ない、と見える時。わはは。

ではでは。

『ハートブレイク』の続編は……続編というか、オムニバス連作という方が正しいでしょうか。白岩学園のクライマー白石佳織が主人公で、今回のレース以前のエピソードが中心となり、都と楡はちょい役でしかありません。
さらに遡って白岩学園女子自転車部設立当時の話とかもありますが、都×楡中心の物語は今回限りです。


『一番街』は、もともと続編があることを前提に書かれた作品です。
ただ、いまいち面白くまとまらなくて、いろいろといじっているうちに書くタイミングを逸してしまっただけで。


シリーズ化作品はある意味書くのが楽なんですけど、以前ほど執筆に時間が取れないので、「書き上げてしまった作品」よりも「新しいアイディア」を優先してしまってます。
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