| ■ | 主催 | ： | 札幌市、札幌市体育協会、札幌体育指導委員会、札幌市スポーツ振興事業団 |
| ■ | 開催場所 | ： | モエレ沼公園 |
| ■ | 車種 | ： | ロード |
| ■ | 概要 | ： | クリテリウム |
| ■ | クラス | ： | S-3 |
ロードの今季最終戦、札幌市民大会です。
正直言って調子はまったく上がりません。
ツールの疲れとか、ツールで膝を痛めてまともなトレーニングができなかったとか、そもそも平地クリテリウムでは勝ち目が薄いのでやる気が出ないとかいった理由。
そこで今回のテーマは「来期のために、S3でどの程度走れるのかを確かめる」「平地レースの走り方とゴールスプリントの勉強をする」の二点。
今回、スタートはうまくいったものの、その後はいつものように積極的に前へは出ません。
スプリントのために力を温存するということもありますが、そもそも調子が悪くて積極的に動けなかったのです。
ツールに比べて人数が1/3しかいないので、集団先頭から最後尾まで、いろいろな位置取りをしてみました。
たまに先頭を引く時には、少しペースを上げて中切れを期待します。
確かに一瞬は切れるものの、すぐにまた集団はひとつにまとまってしまいます。こちらもハイペースを長時間維持するだけの力がありません。
他の選手もたまにアタックをかけるものの、やっぱり集団に大きな差をつけるだけの余力はないようです。
結局大きな動きもないままに最終周回。
ツールでは積極的に参加しなかったゴールスプリントも、今回は真面目に上位を狙ってみます。
最終コーナーはインコースのいい位置で、入賞圏内でクリア。
そしてゴールスプリント。
やっぱり一人抜いては二人に抜かれて……のペース。
だけど今日はまだ脚が残ってました。
回転数はいっぱいいっぱいだけど、まだ筋力には幾分余裕がある状態。
ここはシフトアップして最後の一伸び……と思ったのですが、
なんでシフトダウンしてるんだよ、このボケがぁぁっっっっ！！！！
……ありふれた操作ミスです。
なにしろ平日のトレーニングは通勤のついでで、使用バイクはコンポがSORAのOCR3。
そう、「下ハン持ってスプリントしながらのシフトアップ」は練習できないのです。
藻岩前はヒルクライム三昧、ツール前は長距離エスケープの練習ばかり。
TCRでスプリント練習をまともにしなかったツケがこんなところで出てくるとは。
ミスで動揺したことでさらに順位を落とし、結局集団の真ん中よりやや後ろの14位でゴール。
今期の最終戦はちょっと悔いの残る結果になりました。
午後からはオープンレースの札幌市長杯。
直前までS-4クラスの写真を撮っていたのでアップもしていない状態ですが、S-1クラスと一緒に走れる機会などそうそうないので出場することにしました。
やはりS-1クラスが前を固めているとペースが違います。
アップなしでかなりきつい状態でしたが、脚が温まるまでの1〜2周は必死に耐えて集団に残ります。
このペースで集団から後れたらそれで終わりですから。
やがて脚も動くようになって集団の中にいることはさほど苦痛ではなくなったものの、かといって自分からなにか仕掛けられる状況でもありません。
とりあえず一度だけ集団先頭でホームストレートを通過しましたが、これは観戦している知り合い達に対するウケ狙い(笑)。
レース終盤になるとS-1の選手達の真剣味がぐんと増してくるので、邪魔にならないように集団後方へ下がりました。
まともに戦う実力もないのに前で足掻いたって邪魔になるだけだし、事故の元ですから。
あくまでもこちらは勉強のために走ってるんですから、S-1のスピードで落車なんてしたくありません。
案の定、最終ラップのバックストレートで落車発生。私はラインが違ったので影響なしで、ついでに少し順位を上げてしまいました。
そしてゴールスプリント。
集団前方の選手は「これぞ本物のゴールスプリント」という走りを見せていますが、勝ち目のない中盤以下の選手は皆それなりに。
私も無事に集団の中でゴール。
わずか8週のレースとはいえ、S-1のスピードで走れたことは勉強になりました。
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